大事なことは端に小さく書く。

予想外割 新登場|ソフトバンク

左下の小さい文字の部分にこそ真実が書いてある罠。

↓そして真実のまとめ。
ソフトバンク・ゴールドプランの落とし穴

こういう広告を読むときの鉄則は「小さい文字で書かれている内容が理解できないならその商品に手を出すな!」。

で、思い出した本が「金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)」。この本で例に挙げられている金融広告がhttp://mb.softbank.jp/mb/special/yosougaiwari/index.htmlとそっくりで面白い。客に有利な数字は大きく書く、不利な数字は小さく書くのが鉄則。つまりこれ↓。

ところが新生銀が最近まで使っていた店頭チラシでは、当初5年の金利が中央に大きな文字で強調される一方、満期変更や元本割れの可能性は下に小さな文字で書かれていた。6年目以降の金利は裏側に書かれていた。

該当の預金に関する今のWebサイトの案内は"[新生銀行] 大切な資産を円定期で安心してしっかりふやしたい方へ - パワード・ワン プラス。前に見たのは1年以上前だけどだいぶ変わったなあ。「メリット」と「注意点」がちゃんと並列で並んでるところとか、明確に満期前解約のデメリットを説明しているところとか。いろいろクレームがあったんだろうね。まあ、広告以前にこの商品にメリットを見いだせないんだが。

ちなみに重要なことを小さく書くのは、重要なことの説明は長くなるのでそれを目立たせると広告の面積が広くなってしまうから(嘘)。おかげで読む方は小さい文字こそ重要だとわかるからいいのだけど。