2007年振り返り

仕事

前半。前年に続きサポート対象の商品が売れずユーザからのコールがない。あまりにも暇なので6月あたりから年休消化で半休を積み重ねる日々。人狼BBSを始めたのも休暇を取り出した日々だった。仕事を経験することが何かしらの能力向上に繋がるのであれば、会社から与えられた時間はとても質の低いものだった。人を管理する立場の人間にとって実践があるのだとすれば、それは人が動いている状態でこその実践でありそれが得られないのでは意味がない。9月以降担当が変わったためその引き継ぎをうまく収めることだけに終始した前半だった。

後半。9月から担当が変わり、営業が改善コンサルを請け負っているクライアントの現場へ潜り込み現在に至る。100人超のセンタで指揮系統が壊滅しているというどうにもならない状況で、指揮系統に手を付けずに手法論で改善を図ろうというのだから恐れ入る。自分としてはミクロの活動をいかにマクロな活動に広げていくかという視点でしか行動できず、全体の正否については上役に押し付けるつもりでいる。現状、ミクロの活動でも成果がでておらず、結局今年全体を振り返れば「何も仕事していないな、自分は」という状況であり、年が明けたら今与えられている小テーマに沿って何かしらの結果を早々に出さなければならない状態にある。クライアントから見ても身内から見ても短期で一定の結果を出さなければ、信用を失いかねないのだから。

自分自身では今年も何もしてない年だと思ってるが、会社の評価制度上では5段階の上から2番目を貰っていて謎すぎる。会社の評価制度なんてまったくの幻想であることを改めて認識した次第で、来年以降はいっそう自分自身の価値基準で自分自身の仕事を行うように徹底したい。

blog

この日記本体ではほぼ会社の愚痴だった内容を削除した。nowaにアカウント取ったりしたのも、目的としては一般的に読める内容にするためであったが、結局ランニングの時間と人狼BBSに時間を取られてここに手が回らなかった。年明けはまずnowaで書きかけになっている自己紹介を完結させることから始める。

つながりという点では、僕がよくブックマークしていたblogのライターから、逆に僕の日記を読んでくれて食事のお誘いをいただいたというのが2月にあった。業種柄、社外の人と交流する機会も少ないので話を聞けたのは面白かったが、相変わらず付き合いが悪い自分はその後の関係を放置しており、身になっていないのが痛い。こういう付き合いを増やしたいがためにblogやってるんだろという気もするが、ここ2年の無駄仕事は自分から提供できるものに限りを作る結果となっているのが辛い。

ねんきんダイヤル絡みの話がはてブでブックマークされていたのは、一般にはあの辺の話に需要があるのかなというのを感じたけど、ああいう話をもっとうまく書ける人は他にたくさんいるはず。

個人的にはcallcenter2007さんの更新が終わってしまったのが残念。

人狼BBS

前々から参加したいと思っていた人狼BBS。過去ログを読んでも流れが把握しきれなかったのと参加すれば時間を取られるのはわかっていたので参加を控えていたのだが、半休を積み重ねて始めた時期に参加してみた。

こんなにも精神的に辛いものだとは予想もしていなかったが、それ以上に楽しさが勝るゲームだった。

相手の顔が見えない状況で疑ったり逆に疑われたりする状況はかなり応える。プレイヤーによって参加姿勢に差はあるが、真剣に勝ちにくるプレイヤーはそれぞれの価値観を本気でぶつけて疑いをかけてくる訳で、その中で自分の言葉が通用しない状況であったり逆に自分の言葉で相手を追いつめることもあり、自分の考えを言葉にできないジレンマ・言葉が通じあわないジレンマを感じたときのストレスはたかがゲームといえども並大抵のものじゃなかった。

逆はその言葉が通じあったときの快感で、それがこのゲームの中毒性だとは似たようなことを同村したプレイヤーが言っていたが、まさにそれがあるために何度もプレイしたくなるのだと思う。

ただの言いっ放しでは何も通じないこと、それを痛感させてくれたことは、また数十人以上のセンタを担当することもあるだろう自分にとって学びのある時間だった。

参加する度に価値観の異なるプレイヤーが存在するのがこのゲームの面白いところ。まだ同村したことのない歴戦のプレイヤーもたくさんいるので、来年も時間と折り合いをつけながら参加しているだろう。

ラソン

東京マラソン完走、湘南国際マラソンで5時間を切る。その後、ハーフマラソンで2時間を切れないしょうもない時期が続いた後、9月末の越後湯沢秋桜ハーフマラソンで初めて2時間を切る。が、その1ヶ月後に右の膝を痛める。ごにょごにょ中途半端にトレーニングしながら出場したつくばマラソンを30kmでリタイアしたのはいただけない。

右膝痛めた理由は練習量が減ったから。夏前までは少ない月でも150km/月ぐらい走ってたのが夏場人狼を始めた時期にそちらにはまって100km/月ぐらいに落ちてしまったところで越後湯沢秋桜ハーフで全力行ったのがかなり膝に負荷がかかった様子。

ようやくここに来て復調してきたので1月をうまく乗り切り2月の東京マラソンで4時間30分を出すのが年明け早々の目標。

ラソンの楽しさは、やればやっただけの成果が出るしさぼればさぼっただけの報いがあるというところにある。練習量を積み重ねて記録を更新することは、普段の生活で時間をバランスよくコントロールできていることの証明でもある。自分自身の身体・精神状態を客観的に判断できるツールとして欠かせないものになっている。