停電と交通機関のアナウンスと。

今朝,停電の影響で通勤に使った小田急線が数分遅れたのだが,新宿駅ではわざわざ「東京電力によります停電の影響で」とアナウンスしていた.

お盆どきの空いている電車でのんびり出勤しようと思ったら停電。ちょっと損をした気分。とはいえ、お盆どきだったからターミナル駅もあの程度の混雑で済んだのか。

それに、ゆりかもめをのぞけば一番もたもたしてた都営地下鉄利用の僕が、定時9時に対して15分も遅刻していないのだから大規模停電と報じられている感覚ほど大きな混乱でもなかったといえるんじゃないか。定時運行なんて保証されたものじゃないんだから通勤ルートに関しては日頃から迂回ルートを想定しておくのが当然。何か起こったら各線の状況がどうなっているかをちゃんと聞き取ればどうとでもなるもの。「いつ動くんだ!」なんてクレームを言ったところで何の問題も解決しない。

ユーザにとって「どこで何があった」という情報には聞く価値があるけど「誰が何をした」という情報には大して意味がないという傾向があるかもしれない。例外はいくらでもあろうけれど。

そうすると「東京電力が…」というのは使っちゃいけないフレーズになるか。