客観的に必要なものなどこの世に存在しない。

「いらない人間などいない」
「いらない人間は確かにいる」

皆さんはこれのどちらが正解だと思いますか?

Aが必要であるにはBという理由が必要。Bという理由が必要であるにはCという理由が必要。Cという理由が必要であるにはDという理由が…と延々と続けていけばすべての事象が理由として取り上げられる。ところが最後に取り上げられた理由が必要であると説明できる事象はない。ゆえに、何かしらが必要というには主観的にある事象を必要としなければならない。

必要のない人などいないといわれると首をひねってしまうのは、こんな観念を小学生の頃から持ち続けているからに他ならない。