訪問販売と無料貸出サービスで売り上げを伸ばす山形の小型電器店
今日は、売上高4億9千万円の9割を外販で稼ぎ出し、前年比2〜3%の売り上げ成長を維持している峯田電器(山形)に関する記事です。
■‥‥同社は、47年創業の松下電器産業の系列店。
■従業員22人のうち、13人が外販部隊だ。1人が1日50軒を訪問。大家族回りが中心だが、どの家も月に最低1度は訪問する。
■外販員が営業日報に記録する膨大な顧客データは、世帯ごとに家族構成や嗜好(しこう)を細かく把握する財産だ。
■少しでも関心を持ってもらえれば商品を数日間貸し出す。薄型テレビやIH(電磁誘導加熱)炊飯器など高額品は、実際に使い心地を知ってもらう。効果は絶大。
■顧客が必要な商品をワンストップで提案。高粗利の住居回り製品は客単価の向上にもつながっている。
「島田検定」を見て知ったのだけれど、素晴らしい売り込みの仕方だと思う。
都市部ではそう成功しないモデルだろうけど、それよりも外販部隊の教育をしっかりやったんだろうなというところがすごい。客とのコミュニケーションがしっかりとれてかつ製品に詳しい人間でないとこの外販部隊は努まらないだろう。
それができるのが13人もいる。すごい力だと思う。