湘南国際マラソン完走したよ、目標通り5時間も切ったし。
東京マラソンで序盤に飛ばし過ぎたのを反省して、目標を7分/1kmのイーブンペースでネットタイムで5時間を切ることに設定。
トレーニング
東京マラソンの疲れ、特に脚の痛みが完全に抜けきるまでに1週間程度。翌週の月曜日・26日からトレーニング再開。
平日は7分/1kmで10kmを3日、休日は同じく7分/1kmで20kmを1日。これを2週間。
レース1週間前は14日と15日に7分/1kmで5km。普段これぐらいのトレーニングだと2日ぐらいで脚の疲労感がなくなるので16日、17日は疲労回復のための休養日。
レース当日
5時10分起床。朝食は玄米フレークを少し多めに盛って2杯。6時ちょうどに家を出る。
持ち物
東京マラソンで給食がなくなっていたことから、今回はある程度自分で準備。とはいえいろいろ持ちすぎると重くなるので、ウィダーinゼリー1本とアミノバリューサプリメントスタイルを3本という組み合わせ。あとはハンカチ・ティッシュ・PHS。
ウェアはnikeのDRY-FITニットジャケットとロングパンツ。海風で冷えることも予測してスタート時点では手袋・キャップも身につける。
スタート
荷物預かり所は江ノ島の奥の方でスタートの新江ノ島水族館までかなり距離がある。ここを軽くジョギングしてウォームアップしている人が多く、僕もそれにならう。
スタート地点は目標タイム30分刻みで整列。東京マラソンで周りに煽られてオーバーペースになったことから、目標5時間以上の列に並ぶ。
9時スタートだが、スタート地点にいた高橋尚子を皆が見るためか列が前に進まない。スタート通過が9時10分ぐらい。
5kmまで
7分/1kmで走ってちょうど5時間を切るぐらいなのに、スタート直後から追い抜かれるばかり。本当にここは目標5時間以上の集団なのかと思うが、東京マラソンの時も似たようなものだったので煽られずに自分のペースを守る。自分と似たペースで走る人を見つけその近くを走るようにする。1kmごとにラップを確認し、遅かったり速かったりしたらまた適当な人を見つけて近くを走る。
手元の時計で5kmのネットタイムが34:24。6:55ペースなので予定通り。給水はパスする。
10kmまで
風が強いものの天気は良く日が出ていて気温もそれほど低くない。空は青空で正面に富士山・左手に海が見えて眺めは素晴らしい。東京マラソンとは違う良さ。
10km手前にある第一関門の閉鎖時刻が10:18。スタートに着くまでに10分かかってるので7分/1kmだとギリギリ。この設定はちょっと厳しいなと思いつつ自分のペースを守る。
とはいえ、それが頭にあったのかちょっとペースが上がっている。この5kmが33:24。今回も給水はパス。
15kmまで
日差しが強くなって暑さを感じるようになったので手袋を外す。しばらくしてやはり暑いのでキャップも外した。15kmの給水所手前でアミノバリューを1本あけて、給水のスポーツドリンクで流し込む。給水はそのための一口だけ。
5kmのラップは34:19。5km-10kmに比べてうまくペースを落とせた。脚に若干の重さはあるがトレーニングの時と一緒のもの。良い感じで進めている。
20kmまで
西湘バイパスを走るこのあたりはすぐ左が海で絶景。ときおりカーブがバンクになっているので、できるだけ内側の低くなっている部分を走るようにする。
このあたりで最初に飛ばした人たちがバテてくるのか追い抜くことが増えていく。ただ追い抜きをするときに無意識にスピードアップしてしまうのかまたペースが上がっている。この5kmが33:31。
20kmの給水はパスして、ウィダーinゼリーを飲む。
25kmまで
ウィダーinゼリーが効いたのか気休めなのか、少し疲労感がなくなる。東京マラソンのときに比べたらはるかにいい状態で20kmを過ぎた。二宮を折り返して中間点を過ぎると周りは完全にバテていてどんどん抜いていくばかり。東京マラソンのときは抜かれるの立場だったが。
ここまで追い風だったのが向かい風に変わり、少し風が冷たい。先にキャップをし、しばらくしてから手袋もする。
追い抜きでオーバーペースになっているのは変わらないようでこの5kmが31:57。
25kmの給水で2本目のアミノバリューを開ける。
脚はまだ大丈夫。
30kmまで
徐々に疲労感がでてくるが、それでも1km/7分のペースを守るには辛くない。
西湘バイパスを過ぎると砂防林のあるエリアなので風もそう冷たくなくなる。ちょっと暑いので手袋だけ外した。
またペースが上がっていてこの5kmが31:32。自分ではペースを上げたつもりはまったくないのだが。
30kmで給水とともに初めて給食のバナナに手を出す。若干エネルギー切れの気配。
35kmまで
このあたりで脚全体が重くなる。33kmあたりですこしペースダウンし7分/1kmよりも遅いペースに。
とはいえ、この5kmが33:47。その前の30-33kmが6分〜6分半/1分で行っている。やはりオーバーペースなのが効いてきた。
35kmの給水でアミノバリューを全て消化。バナナも食べる。
40kmまで
完全にバテたと思ったが、給水・給食が効いているのか35km-36kmを6分で言っている。
とはいえ、その後は1km/7分を超えるペースになる。38kmでは一度止まったし39km-40kmでは30秒ほど歩いた。東京マラソンでは経験できなかった35kmの壁をここで体験。
この5kmが36:35。オーバーペース分を少し吐き出したようなもの。
40kmでラストの給水。ここまで給水はスポーツドリンク一口だけだったのが、水をコップ半分しっかり飲んだ。あとは忘れずにバナナ。
ゴールまで
脚は重いがあとは惰性でゴールまで進む。とはいえ、惰性で走れるだけ東京マラソンと状況は違う。8分/1kmぐらいのペースで江の島大橋を渡りきりゴールへなだれ込む。
結果ネットタイムで4:45程度。グロスでも5時間を切ることに成功。7分/1kmをイーブンでいくというレースプランは崩れたものの目標通り5時間を切れた。大成功。
総括
今回、目標達成できた要因。
- 天候。風はあったが気温が高かった。東京マラソンとは雲泥の差。
- 平坦なコース。東京マラソンの後半の坂はへこむ。
- スタートで周りに煽られなかったこと。目標タイムが遅い列に並んでもみなスタート直後から飛ばしている。それに惑わされないようにする。
- 給食がうまくいったこと。20kmで飲んだウィダーinゼリーと30km後の給食で食べたバナナ。給食のあとの1kmはペースが上がっているので効果は間違いなさそう。アミノバリューの効果はよくわからない。
腰の痛みがまったくないなど東京マラソンの時と違って身体の痛みが軽い。無理をせずに自分のペースを守るとダメージが少ないということか。