マニュアルがあるのになぜか関心を向けない教育担当。

マニュアルライターと教育担当者が別の人間になったときは教育担当者がマニュアルに関心を払っていることを注意深く監視しなければならない。

  • 原則、教育資料も含めてマニュアルライターに作成させる。
  • 教育担当者が教育資料を独自に作成したときはマニュアルライターに査読させる。
  • 教育担当者には業務のベースが大本のマニュアルにあることを強く意識させる。

教育担当者が各自のノウハウで教育を始めマニュアルを蔑ろにすると教育担当者が教えたこととマニュアルの間に齟齬が生まれ、被教育者には二重教育で混乱を生じさせる。

教育担当者がマニュアルを書くのが一番いいのだが業務量の都合でそうはいかないケースもある。かといってマニュアルライターの仕事が遅いと教育担当者が困ってしまうし、マニュアルライターが教育担当者の業務にあれこれ口を挟むのであれば最初から2者の役割を同じ人物にしたほうがいい。せめて2者の管理は同じ管理者が行うようにする必要があるだろう。