北海道旅行記・その1

先々週の北海道旅行の旅行記を少しずつ。

夏期休暇の3連休と暦の3連休を重ねて9月13日から18日まで6連休できることになったので北海道&東日本パスで久々に強行軍をやろうと思ったのが今回の旅行のきっかけ。

だけど、北海道をあちこち廻ろうとすると移動時間がもったいない。結局、特急なども利用した方が効率いいだろうと判断し、ぐるり北海道フリーきっぷの利用を検討。13日の北斗星で出発して17日の北斗星で帰ってこようと思ったら、東北本線長町駅の工事で17日の北斗星は運休。

考えた結果、13日の北斗星は普通に乗車券を買って、それに北海道&東日本パスを14日から18日までの期間で別途購入。必要なところを特急でショートカットや夜行バスなどを使うことにした。18日は前日の急行はまなすから乗り継いで普通列車乗り継ぎで東京まで戻ってくる。約3年ぶりの普通列車長距離乗り継ぎ。

最低限の目的は、最北端の稚内駅と最東端の根室*1、それに合わせて宗谷岬納沙布岬へ行くこと、ついでに札幌ドームで日本ハム戦を観戦することに設定した。

ところで北斗星の寝台券は8月21日に買ったのだけど、その時点で1号・3号ともに1人用個室寝台は完売。あいかわらずの人気というかツアー会社がパックで抑えちゃってるんだろうな。やはり、1ヶ月前できっちり買わないと。しかたないので北斗星3号のB寝台を予約。まあ、とれたのが下段だったのはよかった。

19時頃上野駅に到着し、すでに入線している北斗星に6号車ロビーカーから乗車、そのまま7号車の食堂車へ行きシャワーを朝7:00で予約してから自分の寝台へ向かう。

19:03、上野駅を出発。寝台につくと向かいは女性二人組。「狭い、狭い」とぼやいていたのは以前書いたとおり。寝るとき以外はロビーカーにいたみたい。僕はちょっと疲れたのでカーテンをしめて食堂車のパブタイムが始まる21:30まで眠ることにした。

ちょうど21:30頃にうまいこと目が覚めたので食堂車へ。すでにほぼ満席。4人用テーブルに1人客4人で相席。クリームパスタとグラスワインで1700円、高い。それと発車時の揺れがすごい。注いだばかりのドリンクやスープなどはこぼれる。まあ、いまどき食堂車があるのは北斗星カシオペア・トワイライトエクスプレスしかないので話のタネにはいいのかもしれないけど、運行開始から20年もたつわけで老巧化はさけられない感じ。

22:30ぐらいで食事を終えて寝台へ戻る。すぐに寝るつもりだったけど1時近くまで寝付けなかった。まあ、直前に寝てたからな。4時頃青函トンネル通過のあたりでその轟音に目が覚めかけるけど、なんとか寝続けることができ6時頃起床。向かいの女性客は函館で降りていった。

予約のとおり7時にシャワーを済ませる。使える時間は30分。お湯のでる時間は合計6分、お湯を止めている間はカウントされない。これが意外と長くて時間が短いと思ってあわてて使用すると2分ぐらい余ったりする。一瞬、水になったりすることがあるのはご愛敬。しかし、7月に出張で使ったときもそうなんだけど予約が入っているはずなのにシャワー室は使われてる気配が少ない。記念用のシャワーカードが目当てなのかそれとも疲れて寝てしまっているのか。まあ、パブタイム中になんで空いてるのに使えないんだ、というクレームを言っていた客の気持ちもわからないではない。まあ、それがわかってるから乗車直後に予約するんだけど。

シャワーから戻ったら荷物を整理して食堂室へ。長万部で降りるのでもう寝台には戻らない。朝食をとったらそのまま降りるつもりで移動。このとき、靴置き用のスペースに折りたたみ傘を忘れる。

食事は洋定食1600円なり。まあ、普通に食べられるというか量は充分。ジュースにコーヒーまでついて満足。出張のときに乗った北斗星1号はモーニングの食堂車は待ちがでるほどいっぱいだったけど、この日は半分も埋まっていなかった。札幌着が11:15だからゆっくり寝てる人が多いのかもしれない。

食事を終えたあとロビーカーで一息入れると8:25定刻通りに長万部着。ここで函館本線に乗り換えて小樽へ向かう。

↓左は確か大沼の手前あたりの車窓、右は森を出た直後の車窓。

*1:本当は東根室駅が最東端だけど。