北海道旅行記・その2

長万部から函館本線の普通電車に乗換え小樽へ向かう。

単純に小樽へ向かうだけなら実は北斗星で札幌まで行った方が早いんだけど、普通電車で山線の車窓を味わうという楽しみもある。

乗れたのはうれしいことにキハ40の単行。キハ150だとなんとなしに味気ない。車内も混んでおらず空席がある。

列車はニセコ方面へ山を登っていく。キハ40のエンジンが懸命にうなりを上げる音がたまらない。

倶知安あたりではニセコ・比羅夫の山が見える。東京を出発したときは雨模様だったのが北海道へ入ったときには晴れていた。↓は倶知安駅の景色。

長万部を9:08に出て、小樽着は12:42。途中、仁木-余市間が仁木にある高校の体験入学の帰りだっていう中学生でいっぱいになった以外は快適な時間。

小樽に着いたところで昼食。クライアント担当者に勧められた一心太助へ。ちょうど座席がいっぱい。5分くらい外で待ち。いくら丼のいくらの量が半端じゃないらしいが、親子丼*1とほっけのつみれ汁をもらう。焼鮭がすでに焼いておいてあるものをのせるので冷めてるのが微妙だけど及第点以上の味。

食後、小樽を適当に散策。手宮線跡を歩き日銀小樽支店跡の金融資料館を見学してから小樽運河へ。

小樽運河から南小樽方向へ歩きオルゴール堂でオルゴールメロディのCDを買う。

一度小樽駅まで戻って時間はだいたい16時。この日は札幌23時発の夜行バスで稚内へ向かうのでまだ時間がある。電車に乗って小樽築港で降りる。が、寂れてる。ウイングベイ小樽は平日とはいえ人がいない。観覧車は誰一人として乗っていない。朝里川温泉行きのバスにのって朝里川温泉へ向かう。この日の風呂をどうするかまったく予定せずに朝里川温泉へ向かったので無難にスーパー銭湯っぽい湯の花朝里殿へ。正直、情緒はないがこちらとしては一日の汗が流せて髭がそれれば十分。

小樽築港に19:30頃戻り、小樽築港19:34発の電車で札幌20:13着。バスの時間までまだあるのですすきのの元祖ラーメン横丁へ。キャバクラの引き込みがうっとおしい。北海道でっかい堂で醤油ラーメンをもらう。久々にオーソドックスな醤油ラーメン。取り立ててというものではないけど好みの味。常連客が雑談していたのを又聞きしたのだけれど、最近ガイドの入国審査が厳しくなったらしくて台湾などからの観光客が減ってるとか、この辺はガイドの仕事をとりたい某大手旅行会社の働きかけがあるとかないとか。まあ、先方のガイドもいい加減で日本入国後は客を放って好きに遊んでるらしいけど。以上、伝聞。

食事をしたあと札幌駅へ戻りスターバックスで一休みしたあと稚内行きのバス乗り場へ。電話で予約してあったはずだけど名前を言ってみると「名前がないですねえ」と。まあ、空席があるので問題なく乗車させてもらいましたけど微妙。乗車券はその場で購入5500円、片道ならJRで特急使うより圧倒的に安い。酔っぱらった老年客の集団が一番後ろの座席にいてうるさいので最前列の席へ座る。気がついたら女性優先席だった。「車内は自由席です」って言われただけで女性優先席の説明されてないし、そうだったら運転手も座ったあとで構わないから注意して欲しいなあ。

23:00定刻でバスは稚内へ向けて出発。

*1:焼鮭といくらがご飯の上にのってる。