選挙が終わった。

自民党の圧勝。そしてしょーもない寄せ書き。

とりあえず、次のような市井の感覚を感じ、これは会社なんかでも使えるなと思う。

• あれもこれもと考えるほど平均的な人間に余裕はないわけで、象徴的な一つのことに的を絞って論争したほうがいい。
• 閉塞感があるときほど、何かをしているポーズをとらないと支持を得られない。
• ある点について議論を挑まれているのに「もっと大事なことがある」っていうのは回答にならない。少なくとも第三者にはそう見える。
• 「何かをしてくれそう感」を見せた後に、結局何もしないと後の反動の処理が大変。

首都圏での民主党の惨敗ぶりが目に余るけど、これが小選挙区制によるものなら4年後にはまた逆だってありえる。自民党勝ち過ぎなんて声があるけど、2年後には参議院選挙もあるわけで、そうそう下手な手は打てないだろうと思う。じゃぁ、そういう時に大反撃ができるほどの地力が民主党にあるかどうかのほうが心配。いや、自民党だって自民党の力というよりは小泉さん一人でもってるようなもんなんだろうけど。そうすると民主党も小泉さんと似たキャラクターを持ってくるぐらいしかないのかね。

それでもやっぱり自民党が安定多数というのは時代が逆行した感じがする、というのは自民党勝ちすぎないでね、というだけで民主党に投票した人間の弁。