3ヶ月ぶりにインボイスSEIBUドームへ。

久々にインボイスSEIBUドームへ。

宮越と久保の先発で始まったゲームは、両投手コントロールよく西武中島・ロッテ李の一発などはあるものの引き締まった投手戦。

6回に石井義のホームランで西武勝ち越すも、ここまで久保に対してホームラン2本しかヒットがでていない。ちょくちょく伊東監督が抗議していたがランナーのいないときでもセットポジションの久保が、投球ごとに足のあげ方をかえるのがタイミングが取りづらい様子。

しかし7回、宮越のあとを受けた小野寺が四球、単打、四球と西武リリーフ陣のお家芸を披露。1死満塁となったところで替わった正津が堀に同点タイムリーを浴びる。さらにフランコのセカンドゴロを、足の遅いフランコに対して何をあせったのかショートの片岡が一塁へ悪送球し2対4と勝ち越される。

いつもの負け方へ一直線と思われたその裏、単打の和田をおいて中島が今日2本目のホームラン、一挙に同点。

そのあとは両チーム総力戦。ロッテは薮田、山崎、藤田とつないで11回までしのぐ。西武も正津のあとを受けた星野が8回・9回をパーフェクト、10回は豊田、11回・12回は大沼がランナーを出しながらも抑えきる。

そんな中の10回裏、和田の2塁打で無死2塁の場面で中島にバントをさせようとする伊東監督の無茶な采配(結果、2ストライク後にセカンドゴロ)の後、1死3塁で赤田が放ったセカンドへのポップフライが泣けてくる。

勝てる試合を片岡の悪送球・赤田のポップフライで引き分けにしようかという12回裏、ロッテからの恵みはピッチャー小林雅英

西武の先頭打者は、守備固めでライトに入っていた3番の高波に替えて代打フェルナンデス。このフェルナンデスがノーツーからの3球目、ど真ん中の変化球をライトへサヨナラホームラン。這々の体でかろうじてプレーオフ戦線に踏みとどまることができた。

しかし、片岡の悪送球はあったものの両チーム守備も引き締まっていて見応えのある好ゲームだった。特にロッテのサード・今江のプレーはスカパーで見てて、今一番巧いサードだと思ってるのだけれど、今日も強い打球をなんなく捌く好プレーを連発。8回代打上本の打球の処理における取ってから投げるまでの早さに感心。とはいえ、石井義もいうほど悪くはないと思うんだけど、比べる対象がフェルナンデスだと誰でも巧く見えてしまうか。

ともあれ、22時半にゲームが終わると家に帰ってくるのは1時近くですよ。遠いね、所沢は。